時々、死んだふり

『時々、死んだふり』は横尾 忠則による日本の小説(ライトノベル)作品。

「人生は軽やかでなければならない。そして単純でなければならない。絵も同じ」「子どもは遊びに熱中すると、他のことを何も考えなくなって無心になる。僕はそういう状態で絵を描きたいと思っています」老いと病を軽やかに超越し、創造の世界に日々、向き合う。アートの先駆者で87歳の美術家が語る、描くこと、生きること。【目次】はじめに第1章 本当に死にそうだった―急性心筋梗塞で絵筆を持たなかった二週間人生最大級の痛み、そして救急搬送画家はアーティストではなく、アスリートである痛みと恐怖僕は病気と闘わない第2章 僕も時々、死んだふり生き物たちの「死んだふり」戦略死亡通知と『遺作集』自分のお葬式の夢を見た自分の中の閻魔大王ビートルズと三島さんに導かれて下痢をしてインドがわかる豊島横尾館は生と死の出会う場所「死んだふり」はどこにでもある第3章 面倒くさいで救われる「面倒くさいことはやらない」主義結婚は相手任せ、職業は運任せ僕は人づきあいが苦手です 創作には「いい加減」が必要 頭を空っぽにするために 運命に従うか、逆らうか 自分は自分 第4章 新しい作品、新しい生き方 この年で手に入れた新たな画風 ハンディキャップが自然体 ダラダラアートと雲を眺める日寒山拾得との出会い 寒山拾得は僕の精神的アイドル 「こんなん描けました」 自分の寿命、絵の寿命 あとがき 【著者略歴】美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、世界各地の美術館で個展を開催するなど、国際的に高い評価を得ている。また東京都現代美術館、東京国立博物館など国内でも相次いで個展を開催し、2012年神戸市に兵庫県立横尾忠則現代美術館、13年香川県に豊島横尾館開館。95年毎日芸術賞、11年旭日小綬章、朝日賞、15年高松宮殿下記念世界文化賞、令和2年度東京都名誉都民顕彰、23年日本芸術院会員。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』ほか多数。

 ▼ 情報(Information)
著者横尾 忠則
出版ポプラ社
刊行期間2023年09月13日(1巻発売)
ISBN9784591178973
最新刊1巻
 ▼ 言語(Language)
Japanesetokidoki shindafuri
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