『ぶたすけのラッパ』はやまざき ひろしによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は柴田 ケイコ。
ぶたすけは森のほいくえんに通う、ぶたの男の子。あたまのラッパから「ブー!」と元気な音がでます。おえかきのじかんに「ブー!」、きゅうしょくのじかんに「ブー!」、そしておひるね中にも「ブー!」。保育園の先生に「ぶたすけくんのラッパはくるまのクラクションみたいで、みんなびっくりしちゃうわ」と言われても、おかまいなしです。
ある日、ぶたすけはかくれんぼをしていると、ほいくえんバスのドアが空いているのに気づきました。「しめしめ」と、バスの中に隠れると、ドアを閉められて出られなくなってしまい…。
こどもたちを取り巻く社会問題の一つとして、近年発生している、保育園・幼稚園バスにおける置き去り事故が挙げられます。もしも車内に閉じ込められたとき、事態を周囲に知らせる手段として、「クラクションを押す」という方法があります。そこで、こどもたちへのクラクション認知を高めるため、このお話はうまれました。こどもたちが家族や先生と一緒にこの絵本を読んで、悲しい事故が一つでもなくなることを願っています。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | やまざき ひろし | イラスト | : | 柴田 ケイコ | 出版 | : | ポプラ社 | 刊行期間 | : | 2025年06月(1巻発売) | ISBN | : | 9784591186121 | 最新刊 | : | 1巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | butasukeno rappa |
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