『霊感検定』は織守きょうやによる日本の小説(ライトノベル)作品。「講談社文庫」(講談社)から発売。最新刊は3巻
読者支持ナンバーワン『記憶屋』で大ブレイク! 成仏できない女子高生の霊を救え。きっと泣ける、限りなく切ない、癒し系青春ホラーイラスト・loundraw(『記憶屋』『君の膵臓をたべたい』)転校生の修司は風変わりな司書・馬渡に、図書室の奥で奇妙な試験「霊感検定」を無理矢理受けさせられる。霊検3級で霊に取り憑かれている、と診断された修司。脩司の肩に漂う霊気を優しく払うのは、クラスメイトの不思議少女、霊検準1級の羽鳥空だった。図書室の奥は馬渡が主催する心霊現象研究会の部室になっていた。「霊研」所属の生徒たちと、成仏ができない霊たちが織りなす癒し系青春ホラー。【日本ホラー小説大賞選考委員も注目!】最後の最後に軽やかな投げ技で一本!こういうところが織守さん、侮れない。 ――綾辻行人この作品の主人公修司は、霊感検定三級、ときどき視えたり感じたりする程度の霊感の持ち主です。この作品には、自分の霊感を肯定的にとらえている人も、そうでない人も登場しますが、修司は後者で、彼にとっては、霊感はどちらかというと重荷です。でも、一度は視えることを拒絶した彼も、転校先で霊研(心霊現象研究会)のメンバーたちと出会って変わっていきます。この作品を読んでくださった方が、読み終えて誰かに優しくしたくなったり、好きな人には好きと言おうと思えたり、今の自分を受け入れて一歩ずつ前に進もうという気持ちになれたりしたら、とても嬉しいですが、ただ単純に、読んでいる間、彼らの日常や、成長の物語を楽しんでいただけたら、それだけで、私は幸せです。――織守きょうや
霊が視えても不幸じゃない。君を、救いたい。霊に立ち向かう霊感高校生たちの一途さに共感の声、続々。読者支持ナンバーワン『記憶屋』でブレイクした注目の著者による、癒し系青春ホラー、第3弾!最愛の兄を突然失い悲嘆に暮れる弟の携帯に届く、兄からのあり得ない着信。霊が視えないのに心霊相談を持ち込む母親の苦悩。人知れず霊に悩む者を心霊現象研究会は秘めやかに救い続ける。霊を信じない同級生の冷たい視線も気に留めぬ、霊感高校生たちの一途な行動が切なくも爽やかな感動を呼ぶ傑作。イラスト・loundraw(『記憶屋』『君の膵臓をたべたい』)
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 織守きょうや | 出版 | : | 講談社 | レーベル | : | 講談社文庫 | 刊行期間 | : | 2016年08月10日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784062934459 | ISBN(3巻) | : | 9784062936323 | 最新刊 | : | 3巻 |
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