『傾国悪女のはかりごと』は六花きいによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は藤未都也。「Kラノベブックスf」(講談社)から発売。
とある事件から“稀代の悪女”として名を轟かせた大公女・ミランダ。 人質として宗主国グランガルドへ送られた彼女を待っていたのは、望んでもいない、冷酷王・クラウスの側妃の座!? その上、初夜に自白剤まで盛られてしまい!? 「この国の全ては俺のものだが、お前は特別大切にしてやる」 持ち前の知能と度胸を駆使して、諸侯達を手玉に取るミランダ。 不器用に溺愛してくるクラウスを翻弄するうちに、大国まで攻めてきて、側妃どころか国すら手にする勢いで、ミランダは戦乱渦巻く王宮の中心へーー。 謀略は得意分野です。修羅場にも慣れっこです。世評もまったく気にしません。 ーーそれでは、何から始めましょうか。