『母さんは料理がへたすぎる』は白石 睦月による日本の小説(ライトノベル)作品。「一般書」(ポプラ社)から発売。
父親をなくした後の日常や、お互いへの優しい眼差しなど、家族それぞれの等身大が描かれていて、とても魅力を感じました。小川糸(作家・選考委員)僕の名前は山田龍一朗。今春、なんとか志望校に入学できた十五歳。山田家の父親は三年前に事故で他界。会社勤めの母親と、幼稚園に通う三つ子の妹たちの面倒をみるのが龍一朗の役目。もともと料理は好きだけど......。それぞれつまづいたり、悩んだり、助けられたりしながら日々を刻んでいく山田家と龍一朗を、こまやかで確かな筆致で描いた青春と成長の物語。未来が明るくておいしい。生きる力がわいてくる!母さんは料理がへたすぎるないないづくしの女王さま待ちぼうけの幸せプレゼントウソつきたちの恋春が生まれる母さんの料理がへたすぎて装画 くまおり純