『マリカと魔法の猫ボンボン』は天野 頌子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は玖珂 つかさ。「ポプラキミノベル」(ポプラ社)から発売。
モフモフ満載、猫ファンタジー!連休中に伊豆のおばあちゃんの家を訪れたマリカが、引き出しにあった黄緑色のキャンディボンボンをつまみ食いすると、なぜか身体が縮んで猫の姿に! キャンディは、1時間だけ猫になれる魔法の猫ボンボンだったのだ。マリカが猫の姿で、近所の猫たちの相談にのっていると、シルバーグレーの美しい猫が現れ、一緒に来てほしいと言う。マリカは猫の国へつれていかれる。そこでは、高級な月光魚の漁をめぐり、東ニャーダラ帝国と西ミャウブール王国という二つの大きな国の間に争いごとの兆しが。マリカはそれを止めてほしいと頼まれるが......。「よろず占い処陰陽屋」シリーズや「タマの猫又相談所」シリーズの天野頌子、初の児童文庫作品。猫があふれて止まらない!