『袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる』は日部 星花による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
学校から出られない!?Z世代の旗手が放つ青春×特殊設定ミステリー!特殊設定と不可能犯罪の往復ビンタ四連発。学園で立ちすくむふくろうさんと、少女探偵時任さん。安心の読み心地に酔っているあなたを襲う、一瞬の目眩。そう、その“一瞬”にミステリの妙味は潜んでいるのです。これは呪われたワトスンとホームズが、呪いに挑もうと覚悟をきめるまでの、学園ミステリである。――辻真先(作家)扉も窓も開かず、破ることすらできない。携帯電話は圏外で、固定電話もなぜか繋がらない――事件現場に立ち入ると、その空間を強制的に“クローズドサークル”にしてしまう呪いを持った高校生・袋小路鍵人。解除するには、事件の真相を究明しなければならず......。校内で呪いが発動するたび、行動をともにする美少女・時任さんの推理力を頼りに、閉鎖状況から脱出すべく事件解決を目指す!【目次】第一章 クローズド・グランドフロア第二章 クローズド・ファーストフロア第三章 クローズド・セカンドフロア第四章 クローズド・サードフロア終章 クローズド・ルーフトップ