『迷宮宿屋』は海華による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は白狼。「BKブックス」(ぶんか社)から発売。
孤児院出身のマリーロズは10歳で受けた適正審査の結果、「空間魔法」のスキルを得るが、空間魔法はコストが高く、使いこなせば便利だがそこまで至る者は少ないというあまり好まれないスキルだった。コツコツと魔力を増やすマリーロズはある時、この魔法の最も優れた使い道を思いつく。迷宮を旅する冒険者は魔物を倒し、その死体を持ち帰るのが習慣だが、荷物が増えてしまい攻略が進まない。そんな冒険者をサポートするため、空間魔法を使って「宿屋」を作ればいいんだ! 空間魔法使い少女の迷宮宿屋経営、始めます!