『竜帝さまの専属薬師』は藤浪 保による日本の小説(ライトノベル)作品。
200年前。皇帝の願いを叶える代わり、子孫を娶ることを盟約に今もなお国を治めて花嫁を待ち続ける竜帝。そんな竜帝を支援する薬師一族に生まれ、筆頭の専属薬師である白沙羅は幼少より竜帝に言えない想いを募らせていた。ある日、沙羅のもとに竜帝から直々に「片割れが見つかった」と歓喜の報告を受ける。念願の花嫁の登場と大きな失恋に心が揺れるが薬師として、竜帝とその花嫁を支えると自分に言い聞かせる沙羅。しかし、そんな沙羅に対し花嫁が毒を盛ったと騒ぎ出す事件が。竜帝さまの一番はずっと前から花嫁様だった。会ったこともない人を、ずーっと想い続けてたんだ...