『そして花子は過去になる』は木爾 チレンによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は中村 佑介。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
学生時代のトラウマで引きこもっている21歳の花子。バイト先のコンビニと家を往復するだけのフリーターの蓮。スマホゲームで出会った二人は惹かれあい、現実でもデートを重ねるようになるが......花子にはその記憶がない。だが蓮からはデートしたことを裏付けるメッセージが送られてくる。――デートに行っている「私」は一体誰なのか?京都を舞台に描かれる切なく温かい青春ミステリー。タイトルの意味がわかったとき、きっとあなたの運命の一冊になる。