『キラキラ妖怪クラブ シラギク山のオニババ編』は丘紫 真璃による日本の小説(ライトノベル)作品。
>>奇想天外! お菓子が大好きなオニババとなずなたち姉弟の、唯一無二なはちゃめちゃ妖怪コメディ!<<ザッ! 何かが木の上から飛びおりてきて、二人の前に立ちはだかりました。おばあさんです。ボロボロのきものを着たしらが頭のおばあさん!「ギャアアアアアアアアア!!!!」二人は、心ぞうが、10000000mもかなたにふっとんだみたいになって、グルリと向きを変えると、むちゅうでにげだそうとしました。でも、おばあさんときたら、ビョ~ンッ!!二人の頭の上をラクラク飛びこえて、通せんぼしてきたんです。あわてて、また向きを変えたら、またビョ~ン! おばあさんはまた、二人の頭の上を飛びこえて通せんぼして、「だれのウワサしていたんだい?」ゾクゾクするようなしゃがれ声でささやいて、二人の腕をグッとつかみました。(本文より)シラギク山に住むオニババに遭遇した姉弟のなずなとせり。おっそろしいことに、オニババったら、やわらかい子どもが大好物だって言うんです。子どもより、もっとおいしいものがありますよ!と駆け込んだのは町のコンビニ。だって食べられるわけにはいきませんからね。やわらかいシュークリームを紹介すれば、きっと気に入ってくれるはず......でしたが、お菓子を食べすぎたオニババはその場にぶっ倒れてしまい!? なずなとせり、大ピンチです!イラストを担当するのは漫画家・アニメーターのかずきおえかき。奇想天外な世界を大迫力でお届けします!【対象:小学校中学年以上】