『紅茶と猫と魔法のスープ』は佐鳥理による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はわみず。「ことのは文庫」(マイクロマガジン社)から発売。
観光バス会社の空きスペースで紅茶専門のキッチンカー〈シュシュ〉を営む川澄汐里。勤めていた紅茶専門店が閉店し、独立してみたものの売上達成にはほど遠い毎日。そんなある日、オニオングラタンスープで人気のキッチンカー〈グラタ〉を営む美野要の飼っていた猫が行方不明だということを知る。〈グラタ〉の人気に引け目を感じていた汐里は、今まで彼とまともに口をきいてこなかったが、実はその猫を偶然見かけていて――。猫でつながる人の縁。キッチンカーを舞台に年の差コンビの贈るハートフル・エンターテイメント!