『卒業のための犯罪プラン』は浅瀬 明による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
ビジネスセンスを備えた人材の育成を目指す木津庭商科大学では、学食等での支払いのみならず、家賃の支払いや単位の売買にも使用できる「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削っていた。家庭の都合により、突如残り半年で卒業しなければならなくなった2年間の降町歩は、不正にポイントを稼ぐ者たちを摘発する「監査ゼミ」に所属するが、ある日、その調査対象者に取引を持ち掛けられ…。2024年第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。