『名探偵のままでいて』は小西マサテルによる日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が…。古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー!第21回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。