『リリエールと祈りの国』は白石定規による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はあずーる。「GA文庫」(SBクリエイティブ)から発売。
編集部激押しタイトル!! ゲラの試し読みによる書店員ガチレビュー ●年齢不詳、正体不明の主人公リリエール、性格に問題ありのマクミリア、魔法が使えない魔法使いのイレイナ達が戒祈屋【リクレス】なるお店で仕事をするドタバタ劇。謎や秘密が解かれる度に3人の関係が分かっていくのがおもしろい。持ち込まれる小さな事件から、国を揺るがす大きな事件まで解決するコミカルで時にはシリアスな傑作ストーリー! ! (ゲオ藤岡店/柳貴紀) ●久しぶりに冒頭からわくわくさせられる作品でした! 素直に話が面白く非常に読み易かったです。そして何よりも地の文が抜群に面白い! 『魔女の旅々』・『リリエールと祈りの国』を通してすっかり白石先生のファンになりました! (とらのあな秋葉原店A/河村) ●理不尽な聖堂に纏わるマクミリアたちの日常を、世知辛いけど、ずっと眺めていたい。と思いました。一章の長さ毎がちょうど良く、気軽に楽しめて読み応えもありました。また違う視点から描かれる魔女の旅々のイレイナについては、作品を飛び出して、旅は続いていたんだと謎の感動がありました。気軽に楽しく、少し切ない。ふと思い出して手にとる、日々の読書を少し豊かにしてくれる一冊だと思います。 (COMIC ZIN新宿店/山本佳輝) ●祈りが叶ってしまう国で起こるちょっとした非日常がとても面白く描かれていてどんどんページを進めてしまいました。幸せを願うということは誰かが不幸にもなるという少し怖い側面もみせているのが魅力的でした。キャラクターたちは少しずつ滅びに向かっていく国でどのような動きを魅せるのか! 続きが気になります! (オリオン書房ノルテ店/西室浩之) ●白石定規先生の世界観はとても魅力的で、文体も読みやすく、私個人としてもすぐにファンになりました。読み終えた日から、頭の中をずっと反芻しております。全体を通してコメディチックな面が多かったので、印象に残ったシーンも多々あります。その中で『祈り』によって他人を貶めようとする人間らしさにも、魅力を感じました。 (芳林堂書店 みずほ台店/水島弘貴) ●各章ごとで話が区切れているのでとても読みやすかったです! また、私は『魔女の旅々』を読んでいませんでしたが、それでも楽しめました (アニメイト横浜店/増川) ●章ごとで「事件発生」⇒「依頼」⇒「解決」と完結するので大変読みやすく、また登場するキャラクターがみな活き活きとしている為世界観にしっかりとハマれる作品でした。※個人的にはサキュバスの話が好きです。 (アニメイト 津田沼店/米倉)