『真面目系クズくんと、真面目にクズやってるクズちゃん #クズ活』は持崎湯葉による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はいたち。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
『真面目系クズ』――真面目そうに見えながら、実態は怠惰で浅ましく、取るに足らない存在。八卜悠楽を表現する一番ふさわしい言葉。クラスで下に見られも必要以上に注目もされない、そんな立ち位置に満足していたが、ある行為――クラスメイトに貰った手作りクッキーをウサギの餌にしているところ――を黒内人花に見られてしまう! 性格の悪さは折り紙付きの黒内に呼び出され――「......なにさせる気だよ」「クズ活」「なんだそれ」「クズになるための活動、の略だね」「......なんでそんなことを?」「育成してみたかったんだ、クズを。私の手で、どこに出しても恥ずかしくないクズを」前代未聞、クズを目指す活動――クズ活、スタート!