『私この度、王国騎士団独身寮の家政婦をすることになりました』は如月 美樹による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は蔦森 えん。最新刊は3巻
「な......何!? このキラキラ王子様たちは......」来月で三十歳になる鈴原梓紗は『貯金が趣味』のオヒトリサマ。己の枯れっぷりに虚しさを感じる深夜残業帰り、誰かにお尻を押されて電車の前に転がり落ちた――はずなのに、なぜだか見知らぬ場所でむさ苦しい男たちに囲まれていた! 娼婦と間違われ襲われそうになった梓紗を助けてくれたのは『王国騎士団』の騎士たち。キラッキラな美形ばかりの騎士たちは梓紗を『渡り人』と呼び恭しく傅き、過保護なまでに世話を焼き、ごく自然に姫抱っこをする。恋愛経験値が低い梓紗はそんな彼らに「アラサーにそんなことさせて、ごめんなさい」と内心、大パニック。異世界から来た『渡り人』は国の保護対象となるらしく『姫扱い』で王城に迎え入れられものの、バリバリに働いてきた梓紗は優雅な生活になじめない。元の世界に帰る方法を探すためにも「働きたい」と言い出した梓紗に、国王は『王国騎士団独身寮の家政婦』として勤めることを勧めてきて......
『王国騎士団独身寮の家政婦』として食事を担当するようになった梓紗。カイルやリオネルたちの過保護ぶりにいまだ慣れないものの、サフィナと共に楽しく働いていたのだが――。国王クレマンテが『渡り人』が降臨したことを公表したうえに、梓紗に断りもなく兵団試験にトップ合格した者に『麗しの渡り人』から『ご褒美のちゅー』があると告知していた! どういうことなの!?少しでいいから街を自由に歩きたい――ストレスが溜まりまくりの梓紗は、変装してこっそりと街へ行くことを思いつく。そしてエスカヤ王国特産品店で「オミソシル」に遭遇! 味噌だけでなく醤油に米と日本の食材に似たものがあることを知り、梓紗は大喜び。そんな梓紗に、店主は妙になれなれしく距離を詰めてきて......。しかも騎士たちに見つかって大騒ぎに。梓紗の安全を最優先するカイルは、変装に力を貸したロドルフォ、秘密を守ったデラージに大激怒。梓紗は騎士たちを守るため強硬手段に出るのだが......。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 如月 美樹 | イラスト | : | 蔦森 えん | 出版 | : | KADOKAWA | 刊行期間 | : | 2018年11月30日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784047354012 | ISBN(3巻) | : | 9784047357464 | 最新刊 | : | 3巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | watashikonotabi, oukokukishidan dokushinryouno kaseifuwosurukotoni narimashita |
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