『パパとセイラの177日間』はまはら 三桃による日本の小説(ライトノベル)作品。「ポプラ文庫」(ポプラ社)から発売。
28歳男子、失業、妻別居、娘一人。どうする!?学生時代に立ち上げた会社が倒産し、妻は離婚届を置いて出て行き、六歳の娘セイラをかかえた月野耕生は、当面の生計のために、託児所付きの生命保険会社に入社する。これまでの社長の立場から一転、慣れない保険外交員の仕事はプライドが邪魔をしてなかなかうまくいかないが、悪戦苦闘するうち、自分も状況も次第に変わっていく。うまくいき始めたと思ったころ、それまで聞き分けのよかったセイラに異変が。耕生はどうするのか──。「パパは本当はすごいんだから」失敗してもやり直せる。大人だって自分の殻を破れると、勇気をもらえる物語。