『世界は愛を救わない』は海老名龍人による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はももいろね。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
壇上貫地と石野美香、そして僕、阿久津吾郎は、幼なじみで文芸部に所属していて――ちょっと特殊な力を持っている。超能力と呼ぶにはおこがましく、マジックと呼ぶにはつたない、その程度の特殊能力だ。ゲームで言うバグのようなその力を、僕らは“グリッチ”と呼んでいる。その力を使って、僕らは世界征服を目指している。冗談に聞こえるかもしれないが本気だ。僕たちが抱えているそれぞれの事情を考えると、世界を征服しないと救われないのだから――。新たな愛の形を描いたちょっと不思議な新感覚ラブコメが登場!