『キンダーガーテン・アーミー』は蘇之 一行による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はスコッティ。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
「緊急事態だ、大佐......うんこを漏らした」 その日、特殊部隊で伝説の英雄と呼ばれた男・黒柳力也は日本にいた。部隊を辞め、幼稚園の先生として働くためだ。幼児の世話など新兵の教育に比べれば容易い、そう思っていたが......。担当する『こぶたさん組』の園児たちは、うんこを漏らし、力也がケンカの仲裁に入れば股間を殴り、顔が恐いと泣き出す始末。 さらに善意で行った防犯対策(落とし穴)、不審者の捕縛(保護者)、幼稚園バスの強化(魔改造)など、ことごとく先輩のかおる先生に叱られてしまい......。 力也は園児たちの子守りを遂行し、立派に卒園させることができるのか――!?