『警視庁特任捜査官 グール』は鷹樹 烏介による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
日本の警察機構の中――通常の捜査では手の届かない巨悪に対し、超法規的手段で立ち向かう非公式の組織が存在した。シンプルに「互助会」とだけ呼ばれるその組織を構成するのは、様々な理由から殉職を偽装し、家族も戸籍も失い「死人」となった元警官たち。そんな「死人」の一人である伊藤は、ある日互助会の元締・如月警視正から呼び出しを受ける。そこで与えられた仕事は、新人「死人」の井上元巡査部長の教育係だった――。死人となった警官たちが、各々の特殊技能を駆使し、社会の裏にのさばる邪悪に食らいつく!『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』の鷹樹烏介が贈る、異色警察小説新シリーズです。