『近くて遠くて、甘くて苦い 咲月の場合』は櫻 いいよによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は甘里シュガー。「青い鳥文庫」(講談社)から発売。
だれよりも近くにいるのに、気持ちは遠くて――。中1の咲月(さつき)と有(たもつ)は、小学1年からマンションのとなり同士の部屋に住む幼なじみ。咲月にとっては、小3のバレンタインデーは「黒歴史」だけれど、その後もなんだかんだと仲が良かった。中学に入ると、有がほかの女子たちから「カッコいい男子」扱いを受けるようになり、戸惑う咲月。しかもなんだかすごく女の子っぽい結愛ちゃんは有のことが好きらしく......。自分の気持ちに素直になるのって、なんでこんなにムズカシイの?