『死呪の大陸』は斜守 モルによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はNaO。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
毎日が平穏だった。温かくて、優しくて......でも刺激が、足りなくて。何者かになりたかった。自分にしか出来ないことをしたかった。だから願った。その結果、何が起こるかも知らないで。《死道標》と《死予言》二つは対となり死呪を完成させる。憧れていた大陸は、そんな死呪に満たされていたのだ。かつて神の罠に嵌り、全てを奪われた少年・シキ。暗殺者として影の世界に生きるシキの日常は、外見だけは可憐な美少女・エヴィルとの出会いによって変わってゆく。破天荒な彼女と目指すは《立体城塞都市レジナリオ》――この地に待つ、約束された悲劇を覆すために。