『京都烏丸御池の名探偵 僕が謎を解く理由』は才羽 楽による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
京都で無料配布されている冊子『miimii』。「みーみー」は、鬼ごっこの際に「ちょっと待って」と鬼の動きを止める京都の方言で、街ゆく多くの人に足を止めて手にとってもらえるよう名付けてある。その冊子内で、「京都烏丸御池の名探偵」という記事を書いている記者の神堂明。京都の街で起きた不思議な出来事を読者から集め、記事内で探偵のように解いていく人気企画である。読者の女子大生・立花いとが持ち込む謎を解いていくうちに、神堂は彼女自身の秘密に気がついて......。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。(目次)第一章 仁和寺の御室桜と、葉書の暗号の真相第二章 相国寺の狐と、脅迫のメッセージの真相第三章 五山の送り火と、幽霊からのメッセージの真相最終章 烏丸御池で僕が謎を解く理由