『無能な癒し手と村で蔑まれ続けましたが、実は聖女クラスらしいです。』は砂礫レキによる日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
若者のいない、老人ばかりの田舎の村。そこでたった一人の癒し手として診療所を営むリリアは、患者であるはずの村人たちから日々虐げられながら暮らしている。リリアの師である先代の癒し手があまりにも万能すぎたせいで、先代に及ばないリリアは未熟者なのだと蔑まれ続けてきたのだ。ある日そんなリリアのもとに、王都からとある患者がお忍びで訪れる。その正体は、麗しの女騎士・ロザリエ。彼女はある事情で癒し手を求め、遠いこの村までやってきたという。リリアの力が聖女を凌ぐほど稀有なものと見抜いたロザリエは、彼女を自分の専属としてスカウトし......無能だと思っていたのに、実はチート級!? 虐げられヒロインの大逆転ストーリー、開幕!