『呪われ姫の求婚』は喜咲冬子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はmokaffe。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
大国・豊日国より、幼き頃に生贄として追放された女王、明緋。逃げた先の山奥で趣味の呪いや術に没頭し、気ままに暮らしていた。ある日雪に埋まる西国の皇子・那己彦を発見、明緋が救い出してやると、突然求婚されてしまう。慌てて彼を追い出そうとしたその時、明緋の妹である豊日国の王女・紫夕の命で兵たちに囲まれ、小屋までが燃やされる。生贄となった後もなお「我国に仇なす魔物」と忌み嫌われるのか。絶望し妹に立ち向かおうとする明緋を待つものは、果たして「妃選び」という名の陰謀だった!