『青い棘のジレンマ』は悠木シュンによる日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
高校受験を控えた小笠原幸は、バトン部に所属している。地元のテレビ局からバトントワリングコンクールの密着取材を依頼された途端、幸は退部を申し入れる。なぜ突然、退部を決めたのか......。教師にも親友にもその理由を話そうとしない幸。それには4年前の、ある出来事が関わっていた。固く閉ざされた彼女の心の扉を開いたのは、意外な人物だった。挫折があったからこそ強く優しくなれることを教えてくれる青春ミステリー。(『君の××を消してあげるよ』改題)