『きみは雪をみることができない』は人間 六度による日本の小説(ライトノベル)作品。「メディアワークス文庫」(KADOKAWA)から発売。
ある夏の夜、文学部一年の埋 夏樹は、美術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。いくつもの夜を共にする二人。だが彼女は「きみには幸せになってほしい。早くかわいい彼女ができるといいなぁ」と言い残し彼の前から姿を消す。もう一度会いたくてなんとかして優紀の実家を訪れるが、そこで彼女が「冬眠する病」に冒されていることを知る。現代版「眠り姫」が投げかける、人と違うことによる生き難さ、大切な人に会えない切なさ、そして冬を無くした彼女のある秘密――。会うこともままならないこの世界で生まれた、恋の奇跡。【第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作】≪登場人物紹介≫埋 夏樹:都内の大学に通う文学部一年生。小説を書いているが、そのことに自信を持てないでいる。映像サークルの新歓の席に耐えられず逃げた時に優紀と親しくなる。岩戸優紀:夏樹と同じ大学に通う芸術学部二年生。ある理由のため、冬の期間だけ大学から姿を消す。交際歴が多く、何かと噂の的になっている。辛い食べ物に目がない。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kimiha yukiwo mirukotoga dekinai |
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