『グッバイ、マスターピース』は新馬場新による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
大切な人のため、世界でいちばん優しい噓を吐く――かつて漫画家を志すも夢破れ、ありふれた日常を送る高校生・紅藤凪斗。ある日、幼馴染の少女・二藍波が病に倒れ、世間から隔絶された暮らしを送ることになってしまう。そんな波を喜ばせるため、凪斗は仲間を集め、作者の不祥事で打ち切られてしまった、彼女の愛する漫画の続きを描いて傑作として終わらせることを決意する。「プロジェクト・マスターピース」と名付けられた、ちっぽけながらも壮大な計画の果てに、凪斗が波に見せた光景とは――!? 恋に友情、挫折や葛藤、青春の全てが煌めく、感動作!