『焔狼のエレオノラ』は天宮暁による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は左折。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
ハルトを昼寝から目覚めさせたのは、炎のように怒る貴族の少女による平手打ちだった。その少女の名はエレオノラ・サラマンドラ・イグニシオン。王国を護る「御三家」の一員にして、焔狼を使役する幻獣使役士――となるはずだったが、幻獣との契約に失敗し逃げられてしまったらしい。行方不明となっていたその焔狼が、なんとハルトと一緒にのんきに昼寝をしている姿に怒りが爆発したようだ。だが、動物になつかれる体質のハルトが偶然保護しただけだった焔狼は、全くエレオノラに従おうとしない。その結果、エレオノラはとんでもないことを言い出して――「じゃあ、あんたが代わりにわたしの下僕になりなさい!」一体どうなる!? 爽快ファンタジー!