『パズルのような僕たちは』は石野晶による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
目立たずに生きることがモットーの高校生・谷口月彦は、ある日ジグソーパズル症候群という未知の病に襲われる。原因も治療法も不明だというそれは、身近にいる他人と段階的に手足が入れ替わり、最後にはどちらかが命を落とすという病だった。月彦と対になるのは、アイドルであり、幼馴染でもある人気者の藤枝糸雨。自らの手足が別の人間にくっつき、満足な生活を過ごすこともできない2人は、それでも心残りなく最期の時を迎えられるよう、文字通り手を取り合って生きていく。困難を乗り越え、成長する男女の姿を描いた感動作!