『毒入りコーヒー事件』は朝永 理人による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
仕掛けられた「騙り」の罠十三回忌の夜、嵐で孤立した家で起きた事件の真相とは?市川憂人さん推薦! 「誰が毒を入れたのか?油断するなかれ。大胆かつ巧妙に淹れられたその謎は、単純に見えて深く濃い。カップの底から真相が浮かび上がるとき、読者は『自分が何服も盛られていた』ことに気付くだろう」(あらすじ)自室で毒入りコーヒーを飲んで自殺したとされている箕輪家長男の要。遺書と書かれた便箋こそ見つかったものの、その中身は白紙だった。十二年後、十三回忌に家族が集まった嵐の夜に、今度は父親の征一が死んだ。傍らには毒が入ったと思しきコーヒーと白紙の遺書――要のときと同じ状況だった。道路が冠水して医者や警察も来られないクローズドサークル下で、過去と現在の事件が重なり合う!