『白翼のリンケージ』は赤井紅介による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はIsII。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は3巻
感染者を異形の化物"イル"へと変貌させる謎のウィルスが蔓延する現代。高遠楓は感染の危険も顧みず、一人で"イル狩り"を繰り返していた。イルとの戦闘中、女性しかいない対感染者組織に所属する七条明日花と出会ったことから、彼の運命は大きく廻り始める!戦闘の最中、明日花を庇って感染してしまった楓。楓の異形化を止めるため、明日花は自らの体内にあるワクチンを口移しで投与する。異形化を防ぐことに成功するが、二人の間には互いの気持ちや痛み、そして死までも共有してしまう"リンク"が残ってしまい-!?伝奇バトルエンターテイメント、開幕。
最凶のイル・黒金を撃破し、季節は冬へと変わろうとしていた。黒金の正体について喧嘩をしてしまった楓と明日花。そこへ"リンク"という名の呪いを与えた銀狼が、昏睡状態から回復したと報せが入る。呪いの解除のために銀狼の元へ向かうが、そこで隔離街、そして隔離街の住人の真実を知ってしまう。すべてを知った楓たちは、イルの源・真祖を倒すべく、入れば二度と出てはこれない、隔離街への潜入を決意する-。楓たち内調、隔離街の住人であるクルトたち、そしてイル。未来を懸けた決戦の火蓋が切って落とされる。伝奇剣戟アクション決戦の最終巻。