『神様の眠る場所』は立春佑希による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はLOWRISE。「ダッシュエックス文庫」(集英社)から発売。
神様のマユは、幼い頃、人間に預けられた。 そして、神様が隠れて住む街・川越で、人間の子供の凪織と暮らしてきた。 朝起きて、学校に通い、雑貨屋の手伝いをして眠る凪緒との日々が、ずっと続いていてほしい。 そう願っていたのに…。 「マユ。君には生まれついての役割がある」ある日、神様たちの過去を知ってしまった。 彼らはなぜ、人間を嫌うのか。 マユだけがなぜ、人間の元に預けられたのか。 「どんなに寂しくっても、どれだけ耐え難くっても、みんなを救うって決めたんだ。でも、そうしたら、凪緒にはきっともう会えない」 神様のマユと、人間の凪織。 いつも一緒にいた2人。 だけどもう、マユはここにはいられないーー。
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