『君と過ごした、さよならの季節』は水瀬さらによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はフライ。「ことのは文庫」(マイクロマガジン社)から発売。
「君は誰?」――高1の夏、ある出来事がきっかけで大好きだった野球から遠ざかり、学校にも野球部にも居場所がない柚原瑛太は、偶然立ち寄った図書館で真宮栞里と出会う。初めて会ったのになぜか懐かしい気持ちになった瑛太は、栞里のことが気になり、本が好きだという彼女と一緒に図書館で本を読むことになる。それは居場所を失った瑛太にとって優しく穏やかで心地の良い時間となるのだが、しかしある日突然の終わりを遂げてしまう――。野球ができなくなった少年と不思議な雰囲気を纏う少女が織りなす、図書館から始まる感動の青春物語!