『雨の神は名づけの巫女を恋ひ求む 天雨家神婚奇譚』は遠野 まさみによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は友風子。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
明治時代。神々と人をつなぐ巫女の家系に生まれながら下働きのように暮らす新菜は、雨乞いの贄を命じられた。湖に身を投げた瞬間、美しい青年に命を救われる。その正体は、雨を司る天神・ミツハ。彼は新菜に求婚し「昔、君が付けてくれた名前で呼んで欲しい」と甘く囁いてー。覚えがない新菜は動揺しつつも、彼の宮で過ごしはじめる。人と神々の思惑が交錯するなか、二人は次第に距離を縮めていくが…。神と巫女が紡ぐ和風シンデレラストーリー!