『紅招館が血に染まるとき The last six days』は岡崎琢磨による日本の小説(ライトノベル)作品。
蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR空間〈バタフライワールド〉、通称BW。BWでは非暴力が徹底され、アバター同士が傷つけ合うことは不可能だ。現実生活の辛さからBWに住み続けたいと願うアキは、ログアウトしない者たちが暮らす〈紅招館〉に向かう。アキと相棒のマヒトは、館に宿泊させてもらえることになるが、翌朝、住人の一人がナイフの刺さった死体となって発見され、さらに第二の事件が……。不可解な謎に、重厚なロジックで挑む傑作本格ミステリ!(『Butterfly World 最後の六日間』改題、文庫化)