『人々を陰ながら救っている英雄、実は公爵家のクズ息子。というのを周囲は知っている』は楓原こうたによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はクズノハ。「サーガフォレスト」(一二三書房)から発売。
騎士団長の父親と魔術師団長の母親との間に生まれてきたハルカ・アスラーン、十三歳。見目麗しい容姿と類稀なる戦いの才能を受け継いだ彼が憧れたのは、正体を隠しながら人助けをする物語のヒーロー「影の英雄」だった。 バレバレな演技でクズ息子を演じる傍ら、唯一の理解者である「剣姫」クロエとともに人助けに勤しむハルカ。ある日襲われている第一王女アリス・ジーレインを救ったことで、彼は王位継承争いに巻き込まれていくことに。 幼きヒーローが綴る「影の英雄譚」--ここに開幕!!