『竜の乙女は王の執愛に甘く堕ちる デルネイド・サーガ』はすずね凜による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は北燈。「TL単行本」(KADOKAWA)から発売。
幼い頃に祖国を滅ぼされ、敵国ローラン帝国に捕虜として囚われている王女ロヴィーサ。 彼女にはかつて伝説のドラゴンと心を通わせることができたという亡国デルネイドの王族の血が流れているという秘密があった。彼女が十歳になったある日、ローラン帝国皇帝の即位五十年を祝う式典の余興として晒し者にされ、屈辱に震える彼女を救ってくれたのは、ローラン帝国の属国であるユーボルトの王子イデオン。 初めて出会ったはずなのに、彼に強く惹かれてしまうロヴィーサ。扉越しにお互いの想いを確かめ合う二人だったけれど……。そして時は流れ、ローラン帝国皇帝ボリバルのお飾りの妃となり、ドラゴンを呼び寄せることを命じられたロヴィーサだが……ある夜、城が襲撃され彼女は攫われてしまい? 「--あなたは私を裏切った」略奪したロヴィーサを激しく求めたのはーー王となったイデオンだった! この愛が大陸の運命を左右するーー。伝説のドラゴンを巡る、超エロティック&壮大な溺愛ラブロマンス!