『魔術漁りは選び取る』はらむなべによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はEEJU。「MFブックス」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
貴族の養子として引き取られてから二年が経ち、アンドレイス公爵家の側近候補に選ばれたカナタ。公爵家の三人の子供達と交友を深めながら過ごす日々の中、カナタは最終的に誰の側近となるのか試される事となる。 ある日、公爵家が主催するパーティーの開催が決定した。しかし、長子セルドラと次子ロノスティコの間で後継者争いが浮上し、子供達の関係が崩壊しかかった状態のままパーティー当日を迎えてしまう。さらに前夜祭に狩猟大会、そして舞踏会に乗じて公爵家の没落を謀る派閥や王位継承のために動く者達の陰謀が絡み合い、カナタは己の過去と向き合いながら混迷を思わぬ事態へと導いていくのだがーー。 命を賭したその選択が、全ての未来を大きく変えていく。