『公爵令嬢はミステリーがお好き』は古城家康による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は壱子みるく亭。「サーガフォレスト」(一二三書房)から発売。
華やかな夜会の最中、貴族令嬢リネット・ロレンスが血に染まり息絶える。混乱の中、彼女を発見したクリスティア・ランポールは周囲の視線を浴び、容疑者として追い詰められる。証言は食い違い、偽りの告白や隠されたアリバイが次々と浮かび上がり、誰もが犯人に見える緊張の中で真実を探る推理戦が始まる。冷酷な動機、愛憎の影、権力の思惑が渦巻く中、クリスティアは鋭い洞察で嘘を暴き、緊迫の告発によって真犯人を突き止めるのだが…。