『『王太子の嫁な!』と遺言状に書いてありました。』は笛路による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はm/g。「リブラノベル」(リブリオン)から発売。
「おじいいちゃんって、国王陛下だったの!?」王国立庭園で仲良くなったチェス友のおじいちゃんが亡くなったと エマの下へ知らせに来たのは、おじいちゃんの護衛だと思っていたデメトリオと、王城からの使いだった。 メイド服姿でこっそり参加させられた遺言状開封の儀。そこでエマに渡された遺言状には『王太子の嫁な!』と書かれていた。 強制婚約から始まった王太子デメトリオとの関係は、思いのほか甘くドキドキする出来事ばかり。 デメトリオに初恋をしていたエマだったが、実はデメトリオも出逢った当初からエマに恋をしていた。 そんな二人の想いに気付いていたおじいちゃんの暴挙でーー両片思いの婚約者が爆誕! 天然煽りの貧乏男爵令嬢エマと、冷血殿下あらため可愛すぎる溺愛殿下デメトリオがじれじれしながら心を通わせる婚約生活。 大幅改稿と書き下ろしエピソードも大追加で贈る、『王太子の嫁な!』の幸せすぎる決定版。