『風呂場女神』は小声 奏による日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナ文庫」(星雲社)から発売。
玉野泉は、三度の飯より風呂を愛する平凡なOL。今日もツライ立ち仕事を終えて帰宅し、バスタイムを楽しんでいたら......浴室の窓が、異世界に繋がってしまった!? 窓の外に現れたのは、荒野で遭難中という男。その彼に、水を一杯くれないかと頼まれた泉は、訝しみながらも、わけてやることに。すると男はお礼にと、身に着けていた耳飾りを渡し、さっさと窓を閉めて去っていってしまった。今のは、一体なに?? と、混乱する泉をよそに、その後もたびたび窓は異世界に繋がり、摩訶不思議な人々が現れる。彼らと話し、乞われるままに物々交換を繰り返しているうち、泉はいつの間にか、その世界と深く関わることとなり――? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!