『淡海乃海 水面が揺れる時』(あふみのうみ みなもがゆれるとき)は、イスラーフィールによる日本の歴史改変SF小説で、自身が転生前に過ごした世界の過去に転生し、歴史や科学の知識を元に歴史を改変していく物語。
天文十九年(1550年)十月、敗戦による父の戦死という危機的状況で二歳[注釈 4]にして近江国高島郡の一角である朽木谷8千石を支配する朽木家当主となった主人公は、その逆境を祖父の後見と将軍足利義藤の来訪[注釈 5]という幸運で切抜けて以降、前世知識による「富国強兵」「殖産興業」政策を進める。