『神域のカンピオーネス』は、丈月城による日本のライトノベル。イラストはBUNBUNが担当。ダッシュエックス文庫(集英社)より2017年12月から2019年7月まで刊行された。神話世界と呼ばれる異世界を旅してその筋書きの改編を試みるという内容で、作者の前作『カンピオーネ!』とは異なる並行世界を舞台にした《神殺し》の戦いを描いており、一部の神々は前作と同名の別神という形で登場している。一方で、次元移動設定を使って前作のキャラクターが登場したり、関係者が絡んでいたりと事実上の続編と言っていい間柄でもある。作品テーマは旅と神話、裏テーマはマルチバース。
舞台は神話世界サンクチュアリと繋がり、異世界からの災厄に苛まれる世界。神話を改編し世界の崩壊を防ぐ役目を担う《神殺し》となった日本人の青年六波羅蓮は、相棒の女神ステラと共に神話世界を巡る戦いの中で、八咫烏の生まれ変わりである鳥羽梨於奈、異世界人で悲劇の予言者のカサンドラなどの心強い味方をつけていく。一方、地上世界の発展を嫌うアテナなどの幾柱かの神々は、神域の崩壊を利用して地球を滅ぼす計画を立てており、自らの神域を離れて様々な神話世界に終末をもたらそうとしていた。さらには別の世界から何人もの新たな《神殺し》が来訪しはじめ、蓮と仲間たちは迫り来る地球崩壊を回避するために激戦に身を投じていく。
「神殺し」は世界を救えるか――。ヒューペルボレアで繰り広げた太陽神アポロンとの戦いによってカサンドラを奪還した蓮たちは、芙実花と厩戸皇子を羅濠教主の下に残し、地球へ帰還の途につく。しかし、その際に「聖ヨハネの魂」に出会う。聖ヨハネは蓮たちに、地球滅亡の兆しがある、と告げる。聖ヨハネの警告を受け、地球に戻った蓮たち。地球はかつて無い程の異常気象に直面し滅亡の一途を辿っていた。その時に蓮の目の前に女神アテナが姿を現す――!!彼女は蓮に宣戦布告をし、地球に終末の時を迎えさせるべく、世界各地を駆け巡る!!蓮は、アテナと終末の時を阻止することが出来るのか......!? 地球滅亡を懸け、「神殺し」とアテナとの決戦が始まる――!!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 丈月 城 | イラスト | : | BUNBUN | 出版 | : | 集英社 | レーベル | : | ダッシュエックス文庫 | 刊行期間 | : | 2017年12月 - 2019年7月 | ISBN(1巻) | : | 9784086312226 | ISBN(5巻) | : | 9784086313179 | 最新刊 | : | 5巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | shin'ikinokanpio^nesu/toroiasensou |
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