『マスター・スナイパー』はスティーブン・ハンターによる日本の小説(ライトノベル)作品。「扶桑社ミステリー」(扶桑社)から発売。
第二次大戦末期、敗色濃厚のナチス親衛隊は全力を結集して、ある作戦を実行に移すべく実験を繰り返していた。作戦名「ニーベルンゲン作戦」。実行者に選ばれたのは、“狙撃の名手”の異名をとるドイツ軍武装親衛隊のレップ中佐だった。彼が標的としているのは誰なのか? 作戦の存在を探りあてたアメリカ陸軍戦略事務局のリーツ大尉と英国陸軍特殊作戦局のアウスウェイス少佐は、その全容を明らかにしようと奔走するが......。巨匠ハンターの鮮烈なるデビュー作、ついに復刊!(解説・関口苑生)Stephen Hunterスティーヴン・ハンター 1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社。書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。〈扶桑社ミステリーの スティーヴン・ハンター作品〉『極大射程』(上・下)『ダーティホワイトボーイズ』『ブラックライト』(上・下)『狩りのとき』(上・下)『悪徳の都』(上・下)『最も危険な場所』(上・下)『ハバナの男たち』(上・下)『四十七人目の男』(上・下)『黄昏の狙撃手』(上・下)『蘇えるスナイパー』(上・下)『デッド・ゼロ 一撃必殺』(上・下)『ソフト・ターゲット』(上・下)『第三の銃弾』(上・下)『スナイパーの誇り』(上・下)『Gマン』(上・下) ――――――――――――――――――『さらば、カタロニア戦線』(上・下)『我が名は切り裂きジャック』(上・下)