『戦国武将物語 伊達政宗 奥羽の王、独眼竜』は小沢 章友による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は山田 一喜。「青い鳥文庫」(講談社)から発売。
弱い国は強い国にほろぼされる戦国時代――。米沢(現在の山形県)で城主の長男として生まれた伊達政宗は、五歳のときの病がもとで右目の視力を失うが、その不運にめげることなく、心身をきたえ、文武の道にはげんだ。十八歳で、伊達家をつぐと、まわりの大名たちを次々とおさえ、二十四歳の若さで、奥羽(現在の東北六県にあたる地域)のなかばを手に入れ、「奥羽の王――独眼竜政宗」と呼ばれた。「あと三十年早く生まれていたら、天下を統一しただろう。」といわれる政宗の生涯とは。