『姫ゴトノ色』は界達かたるによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は西條ハルキ。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
高校入学を機に、豪奢な屋敷・姫裏家にて住み込みのアルバイトを始めた僕。和服メイドのイグルミさんによると、屋敷には三姉妹のお嬢様たちがいるらしい。でも長女は不在で次女はなぜか行方不明、三女の姫裏ねむは天使のような見た目なのにわがまま放題。だがのちに、ねむが自分の部屋から出ることができない少女であると知る。その理由は――彼女の視界が、"血色"に染まっているから......? さらに、入学したばかりの学校で妙な噂を聞く。それは、ねむたち三姉妹が、親殺しをしたんじゃないかというもので......!? 謎が謎を呼ぶ青春ミステリー、果たして本当の色はなにか――? 第7回講談社ラノベ文庫チャレンジカップ〈優秀賞〉受賞作、堂々登場!