『大熊猫ベーカリー』はくればやしよしえによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は新井陽次郎。「小学館ジュニア文庫」(小学館)から発売。
パン屋さん営業をかけた戦いがはじまる! わたしの名前は内希子。名前の通り内気な12歳。ママは旅するパン職人で年がら年じゅう家にいない。ある日、不定期で営業するママのお店が閉店を迫られて、ママに代わってわたしが店を守ることになっちゃった。小学生だし、パンつくれないし、内気で店番とかできないし、どうしたらいいの!? そんな時、目の前に自称“パンの天使”っていうパンダが突然現れて、一緒にパンをつくることに。それも、ふわっふわのクリームパン! こうなったら、がんばるしかないよね! でも、閉店をもくろむ地主の亀津井からは、いやがらせをされて・・・・・・。結局、亀津井がつれてきたフランス仕込みの美少女ブーランジェきらりと、パンバトルをすることになっちゃった。負けたら、閉店。この戦い、負けるわけにはいかない・・・・・・! 【編集担当からのおすすめ情報】 パンが好きな人にはたまらない、おいしい香りがプンプンする物語!小学生が切り盛りするクリームパンだけのパン屋さん。こんなお店が近所にあったらなあ・・・なんて思う素敵な佇まいのお店です。なのに、閉店をせまられるなんて、断固反対!!店の運命は主人公きっこと謎のパンダに託されます。イラストは、映画「ペンギンハイウェイ」のキャラデザを手がけた新井陽次郎さん。このままアニメになっちゃいそうなくらい生き生きとしたキャラクターたちをぜひ見て欲しいです。ご期待ください!!