『龍の翼の旅路で』は大雪八重による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はやつは。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。
私はこの世界の広さを知りたい。 人類と魔物の生存をかけた『大陸戦争』。100年の戦乱は、ある日現れた勇者が魔王を討伐してあっけなく終わった。 3年後、元聖剣部隊のヴォルクは生き方を見失い、平和な世界をひとり彷徨う。そんな時、故郷の幼馴染みフィーネと再会し、魔脈探しの旅へ出ることに。元戦友のトネリコも加わった3人の旅。そして、かつて戦場だった荒野で邂逅する、死にたがりの魔物達と、因縁の宿敵。彼らは心残りを抱える者に、道を問う。 「お前はそれでいいのか?」 これは欲したものを永遠に失った者達が、それでも「次」を探し求める戦後のファンタジー。 【編集担当からのおすすめ情報】 未知の大地に希望を見出す者。癒えぬ心の傷に"結末”を求める者。 様々な想いが交錯する龍の翼の旅路を、ぜひ見届けてください!